2023/04/16 (更新日: 2024/02/17)

田舎暮らしの移住先中古戸建て物件を選ぶ8つのポイント

DIY・HOUSE セミリタイア・移住ライフ

セミリタイア・移住を検討している人「移住するにあたっての中古戸建て物件を選ぶポイントを教えて欲しいなぁ」

こういった悩みの参考に記します。

こんにちは！今回のブログでは、移住を検討している皆さんに一般的に役立つ情報をお伝えします。中古戸建て物件を選ぶ際のポイントとして僕がどうしたかの話しも交えてご紹介します。

ポイントは以下の8つになります。

予算設定
立地条件
間取り・設備
建物の状態
近隣環境
住宅ローン
不動産屋の選び方
契約時の注意点

上記8つについて解説していきます。

1予算設定

まずは最初に、予算を決めましょう。、不動産屋と相談してください。
不動産屋に「どのくらいの予算で考えているか？」を大抵問われます。ここははっきりした意思表示ができるように設定金額を事前に答えられるようにしておくと的を絞りやすくなります。

注意したいのはズバリ〇〇円ではなく、下限〇〇円～上限〇〇円と多少の幅を持たせることです。
僕の場合、居抜きでリフォーム無しで住める下限価格をおおよその地域の相場で割出して、そこから予算の上限までにしました。物件価格が高いからと言って必ずしも「良い物件」という訳ではありませんが、「良い物件」である可能性は当然高いです。

逆に安いからと言って「悪い物件」の可能性は高いですが、「掘り出し物」の物件もあります。安いには「理由」がありますので納得できる「理由」であれば、あなたにとって「安くて良い物件」という事になりますので、安い物件で良いと思ったら「なぜ安いのか？」の理由を明確にしましょう。

また、予算は物件価格以外にも諸費用がかかります。諸費用込みで予算内に納まるのか確認しましょう。

2立地条件

家族構成や通勤・通学の距離、買い物や医療機関へのアクセス、治安の良さなどを考慮しましょう。また、自然災害のリスクや過去の災害履歴もチェックしておくことが大切です。

家族・自身の通勤・通学があるならば、それらが可能かアプリ等で通勤・通学時間を調べてみましょう。買い物は今の時代Amazonや楽天、Yahoo!ショッピング等で済ませることもできますが、新鮮な野菜、肉、魚等が欲しくなったりちょっとした買い足しは必ずあります。また、買い物という気晴らしも欲しくなります。
持病があるならば、かかりつけ医、万一の為の病院。そういった買い物や医療機関までのアクセスも把握しておく必要があります。

治安の良さ（犯罪者人数・反社会的組織）、自然災害のリスクや過去の災害履歴については、各市区町村のホームページに記載があります。地域・地点ごとの風水災害や地震地盤のリスクについて調べられますので活用しましょう。また、避難場所の距離も見ておくと良いです。

3間取り・設備

中古戸建て物件を選ぶ際には、間取りや設備も重要な要素です。家族構成や将来のライフプランに合った間取りを選び、収納スペースや広さもチェックしましょう。浴室などの設備の状態もご確認ください。

最近ではリノベ・リフォーム済みの物件も多数あります。しかしながら、リノベ・リフォーム済みでスペックは良いけど先に述べた「立地条件」が合わないという事はよくある話です。その場合、妥協して優先順位は何かを考えますが、高い買い物です。慎重に検討してください。

僕の場合、間取りについては4人家族で4SLDKと少し大きいくらいの間取りとしましたが、今は大きい分には問題ありませんが将来的には大きすぎるだろうと思っています。「今は広いが正義だけど歳をとると広いが悪」になる事も十分にあり得ます。掃除や雨戸を閉める、移動困難といった作業が大変だからです。今の理想と将来の理想を考慮しておきましょう。

今の家を購入する際に、基本的には居抜きで住める家を探していましたが、唯一、お風呂の改修は必要だと思いました。生活する分には普通に使えるお風呂でしたがタイル仕様で冬にヒートショックを起こしそうだったからです。何が言いたいかというと、妥協する所があっても予算を考慮して直せば不満が無くなるという事もあります。「立地条件」は合うけどスペックに一部不満があるならば、部分的にリフォームすればどうであるかも視野に入れておくと良いと思います。

4建物の状態

中古物件の場合、建物の状態が新築とは異なる場合があります。築年数や耐震性、外壁の劣化状況、屋根の状態などをチェックし、必要に応じてリフォームや修繕の計画を立てるましょう。

僕自身も専門的な人間ではないので、過去購入した物件は新築マンションでさえホームインスペクション（建物診断）を依頼しました。唯一、今住んでいる家は時間の関係があったり、担当した不動産屋が専門的見地を持たれていたので必要がありませんでした。実際に不動産屋が建物の傾きを自ら調査してくれました。通常素人にはわからない箇所がありますので依頼して高額な買い物の安心を買っておくと良いでしょう。だいたい価格は5万円前後～可能です。

5近隣環境

物件の周辺環境も大切です。近隣住民との人間関係や騒音の問題、駐車場の問題など、生活に影響を与える要素を確認しましょう。

最近では「近隣ガチャ」という言葉があるように、近隣住民がクレーマー、ゴミ屋敷という事もあり得ます。内覧で現地へ行った際は、近隣住民とお話ししてみると印象がわかる事もあります。あまりズカズカと聞く事が失礼になる事もありますので「こんにちは」と挨拶だけでもしてみて様子を伺ってみてください。

もう一つおススメするのが、「昼の様子」を見るだけではなく、「夕方の様子」「夜の様子」を見るために時間をズラして近隣を回ってみてください。昼は静かだったけど夜は街灯が無い事に気づいたり、人が帰ってきてからの騒音がわかったりましす。

6住宅ローン

中古戸建て物件を購入する際には、住宅ローンの審査が通るかどうかも重要なポイントです。最適な条件を見つけることができます。

僕の場合、今の家は一括で購入できる金額だったので、住宅ローンを組みませんでした。以前住宅ローンを組んでマンションを買った際は、気に入った物件の価格に対して住宅ローンを組めるか不動産屋が審査手続きをしてくれました。金利の問題も細かくありますので、これも条件にあったものを探してください。自身の勤めている会社の提携ローン等もあたってみても良いと思います。

7不動産屋の選び方

信頼できる不動産屋を見つけることは、中古戸建て物件選びの成功に繋がります。口コミや評判を調べ、複数の不動産屋を比較検討しましょう。で、より適切な物件選びが可能になります。

これについては、以前の動画でも上げていますが、内覧を行う際に物件を担当している不動産屋に問い合わせをします。担当の不動産屋が案内してくれますので、多数の物件を内覧する共に、相性が良く信頼できる不動産屋も肌で感じて見つけることも重要になります。物件を見る目を養うだけではなく不動産屋の「クセ」を見る目も養えます。その上で複数の不動産屋に問い合わせて下さい。
また、良い不動産屋が見つかって、担当外の物件でもその不動産屋に内覧を依頼する事もエリアが合えば可能です。

8契約時の注意点

物件を購入する際には、内容に注意してください。あれば専門家に相談することが大切です。

僕の場合、リーガルチェックをやっていた仕事に就いていたので多少の解釈はできましたが、不動産の専門用語等がありますので不動産屋と一緒に文言や保証範囲を確認しました。契約時、宅建士が必ずついてくれますので、噛み砕いて説明をしていただいて下さい。ハッキリ言ってこの説明（重要事項説明）わかりにくかったり、長いです。眠くなる場面もあるかもしれませんが「言いなり」にならないで、わからない事、不明確な事、納得いかない事はハッキリ質問し回答を聞きましょう。

まとめ

移住先戸建て物件を選ぶ際には、予算設定、立地条件、間取り・設備、建物の状態、近隣環境、住宅ローン、不動産屋の選び方、契約時の注意点など、様々な要素を解決するこれらの基本的なポイントを押さえることで、後悔のない物件選びができるでしょう。移住を成功させるために、ぜひ参考にしてください。

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